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読書感想、勉強のこと 私的なメモ

感想「多読術」「松岡正剛の書棚」(松岡正剛)「立花隆の書棚」(立花隆)

最近俄に読書量が増えて、いちいち感想を書いたりしなくなったのだけど、

それだと内容を忘れてしまったりして折角の学びが勿体ないので、松岡正剛立花隆から読書について学びを得ようと三冊借りた。

 

「多読術」

 ・目次読書法

まず目次に目を通し、内容を予想してから読むというもの。

私はせっかちなので難しい。

 

・本にマーキングする

著者のマーキング法を見てびっくりした。まるで国語の試験問題のように、用語に丸印をつけたり、区切ったりしている。感想まで書いていたりする。

私も読書家のかたに勧められて、付箋を貼ったり傍線を引くことはあるけれども、ここまで多く書き込んだ事はない。なるほど理解は深まるかもしれないけれど、再読するとき線が邪魔にならないのかな。

この方法はすごく良いと思うが、図書館で借りることの多い人には難しいのがちょっと。

 

マッピング

編集のプロらしい発想。

クロニクル・ノート 読んでいる本に年号が出てきたら書き込み年表を作る

引用ノート 気になったセンテンスや用語を書き込む

 

松岡正剛の書棚」

松岡正剛という人は駅のような存在だなと思う。本を読みたい人が彼の元へやって来て、彼はそれを目的地に送り出す存在。

気になっていた本がちょうど紹介されている、ということがとても多いのだ。この本から新たに読みたいリストに百冊以上の本が加わった。

あと東浩紀は何でtwitterのアイコンを幼女にしてるのか教えてほしい。

 

立花隆の書棚」

この本も、先ほどの松岡正剛のように本の紹介本みたいなものかと思って借りたけれど、意外に分厚い内容で驚いた。

科学から宗教、美術、文学、政治、歴史、あらゆるジャンルを網羅した知識の紹介本。

私は常々「人生をかけて読書したら、どれくらいの冊数が読めるのだろう」と考えているけれど、立花隆が限界な気がする。この本は買って読みたい。