2014-01-01から1年間の記事一覧
『嘔吐』の新訳がでたという記事を見たのをはっきり覚えている。そのとき、初めてサルトルという人と、『嘔吐』の存在を知った。だからわたしにとって、サルトルというと『存在と無』よりも『嘔吐』だ。 第一版の発行日が2010年7月20日だから、新訳を…
Twitter(の一部)で大人気の『TOKYO YEAR ZERO』遅ればせながら読了。なぜか勝手に軍事怪奇小説だと思っていたのだけれど、刑事ものだったので少し期待が外れた。内容は小平事件という有名な連続殺人事件がベースで、特に驚きのない展開です。(実在の事件…
最近俄に読書量が増えて、いちいち感想を書いたりしなくなったのだけど、 それだと内容を忘れてしまったりして折角の学びが勿体ないので、松岡正剛と立花隆から読書について学びを得ようと三冊借りた。 「多読術」 ・目次読書法 まず目次に目を通し、内容を…